熊本白川教会 月報 1月号より

「与えられたギフトを用い生かしあう年に」

使徒行伝1章1節


 

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 2023年、互いに神の前に祈り合い、愛し合い、励まし合い、麗しい教会を立て上げて行きたいと願います。人の体の器官はみな違うからこそ、その特性を発揮し整えられ、歩んでいけます。使徒パウロが言いますように、皆が目であり、皆が鼻であったら困るでしょう。神様はそれぞれに賜物(ギフト)を与え支え合うように造られました。今年も美しいハーモニーを熊本の地に奏でて行こうではありませんか。  

 2022年クリスマスの諸集会は豊かに祝福されました。コロナ禍の機運は緩まりつつも、ニュースで見るデータはなかなか高いものがあります。政府の主張と数字のちぐはぐさを覚えます。政治家や医療の責任者も、置かれた立場で懸命に労していらっしゃると思います。しかし、そこに専門家としての考え方の違いが起きるのは、人間の限界ではないかと思います。ですから、私達もただニュースに流されるのではなくて、自分で思考し、判断する時代が来たのだと考えます。

 さて、クリスマスの諸集会の話に戻りますが、主のお与えくださった祝福をご報告いたします。12月10日(土)市民クリスマスが昨年同様に熊本白川教会で行われました。柳瀬洋さん夫妻(クラリネットとピアノ)の演奏は実に素晴らしく、証しも感動的でした。多くの教会、会社、施設などのご協力があり、130名ほどの人々が出席されました。14日(水)の王栄幼稚園のクリスマス会は、子供たちの良き演技・演奏が約4時間渡って行われましたが、どれも感動と喜びに溢れたものでした。15日(木)は婦人会クリスマス会でしたが、婦人たちがプレゼントやお食事など、色々な準備に手を掛けて下さり、今年は男性たちも加わり盛会でした。18日(日)夕方からの教会学校のクリスマス会は40名近くの子供や大人が集まり、子供たち・先生方の出し物、また、クリスマスメッセージがこころに届いたと信じております。また24日(土)は、3年ぶりのクリスマス・パイプオルガンコンサートが開かれました。奏者山崎さん、脾田さん、脇川さんらによるパイプオルガン・サクソフォーン・ウクレレなどの演奏、重厚な曲から明るいクリスマスソングまで、のびのびと演奏して下さり心に明るいともしびが灯りました。出席者は、限定されていたものの180名を越える方々が集い、皆微笑みを持って家路につきました。教会に加わる方々が起こされますように!また幼稚園の教師の方々の上に主イエスの祝福をお祈り申し上げます。

 実に、コロナ禍という近年の人々が経験したことのない出来事、クリスマスをどう過ごすかは大変な課題でした。けれども守られ、工夫がされ、休むことなく礼拝を献げることが許されました。神様の豊かな祝福でした。2023年のクリスマスはどのようになるでしょうか。主の力に期待いたしましょう!

1月